共に探そう、神谷が見据える未来。
- タテマエ_広報
- 2020年4月23日
- 読了時間: 4分
今回の文章は、事務局の四條さんが書いてくださいました〜!
こんにちは。四條です。
初めに謝ります。タイトルが大袈裟すぎますよね。
でも、これこそが神谷の皆様と我々タテマエが繋がるキーワードでもあります。
なので、あえて大きく出たタイトルにしました。
内容はラフに書きます(笑)
まず、今回ブログを投稿するきっかけなんですが、「大人も書いてー。」って広報からの要望があり書くことになったのですが、タイトルの指定まであり私は、『学生とは別の目線で神谷を見る』だそうです。
んっ!?それは無理ですね。
34歳ですが、まだ学生みたいな私にそんな目線あるわけないやん(笑)

合宿中、9月の仁淀川で川遊びを楽しむ
こんな感じですよ。

川遊びの数時間後…お見苦しい写真を掲載したことを深くお詫び申し上げます。
この子らと、それほど変わりません。
なので、早々に指定を無視することに決めました。
(先日書いた伊藤さんだって指定されていたタイトルとまったく違う内容やしね。)
ようやく、ここからが本題。
神谷の中でも私たちが活動の対象とさせていただいているのは、過疎化の厳しい五集落となり、人口合計200名前後の地域となります。
この地域を語る上で、例示としてコロナを引き合いに出します。あくまで例示ですので、政治について議論をするものではありません。
大流行している人類の敵、新型コロナの影響で国や地方自治体はさまざまな取り組みをしております。政策の良し悪しはさておき、おそらく過疎地域に対する対策は後回し、もしくはないのではないかと予想しております。都市部向けの一般的な基準に準じたフォローは受けられるものの、都市部と異なるバックアップが必要であるにもかかわらず、おそらくは画一的な基準に則り、型に嵌めてそれまでというのが関の山でしょう。
今回の件にかかわらず、いろいろな物事が都市中心で考えられています。一部、地方にとって有益なものもありますが、残念ながら不足していると言わざるを得ません。
仕方ない。多数決で決まる世の中、政策も大を優先せざるを得ない。
でも!それで終わらすわけにはいかない!
だから声を上げ、自らが出来ることをしていこう!!
タテマエは限られたエリアではありますが、縁あって繋がったこの地域と共に歩んでいきます。それは断言できます。
動いています。
詳細は別ブログや活動報告、その他資料等に譲りますが、2018年にオーラルヒストリー、2019年に聞き取りアンケート調査を行いました。それに則り、現状の課題解決や新しい視点や試みも取り入れ、15年計画を作りました。
残念ながら、コロナの影響で発表を延期させていただいておりますが、確実に地域を前進させるものであります。
その計画ですべてが良くなるなんて思ってはいませんが、良くなるはずと信じております。
たとえば、こんな段差があることで日常的にストレスを抱えている。
また、動くのが億劫になることだってあります。

ある民家の段差
こんなもの、少し知恵とお金で何とでもなるのに…
簡単なことではありますが、ご年配の方が動くとなると一苦労。
誰かの手助けや協力があれば、解決する問題が埋没している。
このことを見逃してはなりません。
続いて、定期的に行っているお宮内の清掃風景の一幕の写真を見ていただきたい。

小屋掃除の一コマ
今や使われなくった神輿。その飾りをこの時に居合わせた私、武澤、河田に見せていただいた一幕です。大切な文化で「ある」ことがわかります。
「あった」ではありません。
今は行われていないですが、こうやって大事そうに扱う姿をお見受けすると、過去のものではありません。今も確実に生き続けているのです。
このお祭りが復活するのかはわかりません。
重要なのは復活させる動きを取るのか。別の形で残していくのか。または、成仏させるのか。
ほかにも、方策はあると思います。
そういったことを一緒に悩み考え行動する。
その隣にタテマエが存在するのであれば、価値あることだと考えております。
神谷が見据える未来を共に探したい。それが私の想いです。
だって、あんなに素敵な笑顔で誇らしげな顔、そんな人が住んでいる場所が大好きだから。
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