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​防災カタログ

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現在進めているプロジェクトに、「防災カタログ作り」があります。これは地域の皆さまが災害に万全な備えができるよう、本当に必要かつ使い易い防災用品をまとめた冊子(カタログ)を作ろうというプロジェクトです。

 この活動は2019年に実施した、生活環境リサーチの結果に基づき、実施することとなりました。生活環境リサーチの結果から、住民の皆さまの食料や飲料水の備蓄が十分でないことや、今まで以上に防災意識の向上が見込めることが明らかになったからです。

 まず初めに、防災対策について書かれた本やウェブサイトに「災害時必要なもの」として掲載されている防災用品や、市販されている非常用持ち出し袋の中身などを徹底的に調べました。その後、どの本やウェブサイト、非常用持ち出し袋にも共通して掲載されている(入っている)防災用品は「災害時絶対に必要なもの」とし、災害対策をする上で最初に購入すべきものとしてカタログに載せることに決めました。例えば、絶対に必要なものとして食料品が挙げられますが、一口に食料品と言っても、世の中にはたくさんの非常食が出回っており、「何を選んだら良いのかわからない」「食べてみたら美味しくなかった」という声もよく聞きます。そこで私たちは、様々な企業から販売されているありとあらゆる非常食を購入し、実際に食べてみて善し悪しをチェックすることにしました。実際に地域の方が被災した状況と同じ環境で試すため、2020年3月、中追東の大平椎茸乾燥場に学生2名が1泊2日で宿泊訓練を行いました。その中で、様々な種類の非常食を試食し、美味しさ、作りやすさ、持ち運びのしやすさなどをチェックしました。非常食以外にも、携帯トイレやホイッスルなどの防災用品も実際に使って試してみました。

 そのような過程を経て、私たち学生が「この商品なら災害時の神谷で必ず役立つ」「ぜひ地域の皆さまにも使って欲しい」と思える商品を厳選し、それらを載せたカタログを作ることになりました。カタログには、商品の名前や価格、内容量などはもちろん、学生が商品を使ってみた感想やおすすめポイントなども載せていますので参考にしてくれたら嬉しいです。

今後はカタログができ次第、皆さまにお配りする予定です。カタログを見て、災害に対する備蓄を見直していただければ幸いです。

(文責:小林瑞希)

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